3冊目:可能世界の哲学

・「可能世界」という概念を導入するといろんなことが説明出来て便利ですよ、というのが第一章。「法則」とは(到達可能な)可能世界の集合で必然的になりたっているものである、とか。

 

・世界がこんなふうにできているのはすごい偶然だ、くらいのことは色んな場所で聞くことがあるが、

「他世界解釈的には、起こりうる状況は全て起こっている。よって、世界がこのようになっていることは不思議ではなく、このようになっている世界の住人だけが不思議がれるのだ」

「しかし結局、なぜよりにもよって私が選ばれたのか?なぜ私は私なのか?という問いが残る」

ってこの前の永井さんのやつでも見たな……と思った。可能世界からもそこに行きつくのか