2冊目:ウィトゲンシュタイン入門

・「語り得ぬものについては沈黙しなければならない」ってウィトゲンシュタインだったのか

 

・「自分と全く別の規則に従って生きる存在」は想像できない。

例えば「感情を全く表に出さない」という規則にしたがっている人間についても、「感情を表に出す」という規則自体の適用のしかた=それがあらわすものは一致しており、それに対してyes/noを返しているだけである。

これを無限後退させると、規則そのものについて無根拠に一致する部分があることになる。その地点を共有できない存在は想像することができない。