メモ帳
・匿……ラジオ48回で恐……が
「突き詰めると、自分がこの世に存在しているということがやだ」
「死にたいってこと?」
「いやそうではなく……」
という会話をしていて、反出生主義っぽいなと思った。死にたい=死ぬという行動をしたい!という強い欲求があるわけではなく、どちらかといえば何もしたくない寄りである。もっと言えば、"生まれてこないほうがよかったのに"(タイトル回収)ということ。
いったん終わり
読みたかったとこらへんの本はまあまあ読めたのでいったん終わりとする。更新はあるかもしれないがおまけ程度?
14冊目:現代実在論入門
・「ニヒリズム」の哲学上での意味を誤解していて、「大きな物語の喪失によって生じた"もしかして私たちの生には意味がないのでは?"という疑念」のことだった。
・大きな物語が喪失し、相対主義もちょっと時代遅れ感が出てきた雰囲気がある(ツイッターで単純な勧善懲悪は古い→人それぞれ正義があるみたいな話は浅い→みたいなのがバズって、最後は自分がどう生きるべきか、そもそも生きるべきかという話をしている進撃と宝石の国)状態が今。
・今後は、「理性的に、宗教とは別軸に超越的なものを作る」か、「現実的に生きる可能性の模索」が行われるだろうと予測している。まあそうだろうなって感じ。(後者に関しては日常系やワンイシュー)ただ前者は難しくないか?
・「世界は自分が認識しているから存在するのであって、認識できないものが存在してないのと同じことだ」という考え方は、シンギュラリティによって強く批判される。ものは言いようなのでいくらでも再反論できるが、現実的な感覚としてAIが人間には認識できない世界に突入していくんじゃ?という疑念はある。
12冊目:生まれてこないほうが良かった 存在してしまうことの害悪
・存在している状態について、「苦痛」は悪いこと、「快楽」は良いことであるのは誰もが認めるところ。ここで「存在していないX」という状態を導入することによって、存在していない状態の苦痛/快楽を定義し、存在していないことのほうが良いことを導く。
・優れた要約を別の方が書いているのでそこは終了。感想としては、これを読むよりめだかボックスのマイナス編を読んだほうが良い。
・2章と3章では一応反論が出にくいような理論っぽいものを書いてはいるが、あまり実用的な意味はない気がする。(哲学の論文としてはとてつもなく意味があるが。)
・まえがきにも似たようなことは書いているが、これを読んで共感できるような人間はだいたいこれと同じようなことに自力でたどり着いているし、共感できない人間は読んでもできない気がすごくする。「人生はプラスだ。」と言いきる人吉善吉とか。