13冊目:メタ倫理学入門

・メタ倫理学(そもそも"正しい"とはどういうことか、とか)の入門書。例え話が多くて理解しやすい。

 

・バビロンの副読本として読んだが面白かった。特に前半の「客観主義(道徳の真理が客観的に存在しているという立場)」と「主観主義(真理はそれぞれの主観でしかない)」という立場の対立は、かなり共感するところではある。

 

相対主義は行き過ぎると矛盾を孕む(相対主義という絶対的視点)とかはメタ構造のあるあるとして楽しい。階段島シリーズの副読本でもありそう。