5冊目:バーチャルリアリティ学

VRの教科書的な本。定義、技術、用語など。

 

・「用途を決めずに何でもできるバーチャル空間を構築することは夢ではあるが、膨大な情報をモデリングすることになる。フレーム問題と同様」

→バーチャルなリアリティというのは作られたリアリティであり、構造的に作り手の恣意性が入らざるを得ないというのは意識すべきことだと言われるとたしかに。

報道と同様、"何をバーチャルとしているか"="何を捨象しているか"="何がないことになっているか"は表現の意図そのものだろう。